投稿者: ジャパンホッパーズ編集部(Japan Hoppers Editors) 26 May 2015 PR記事

四国 お遍路

四国 お遍路 © Tourism Shikoku

お遍路

お遍路の基礎知識

お遍路とは?

そもそもお遍路って?


最近は健康増進、パワースポット巡りなど色々な使われ方があるお遍路。そもそも「お遍路」とは、弘法大師(空海)の 足跡をたどり、八十八ヶ所の霊場を巡拝すること。札所の番号順にまわっても その反対でも構いません。平成26年は、四国八十八ヶ所霊場開創1200年の年にあたり、普段は拝見できない仏像や本堂のご開帳なども行われました。 

お遍路の目的は?


お遍路の目的は、健康祈願、自分探しや開運・縁結びなどそれぞれです。巡礼者が持つ笠には、「同行二人」という文字が書かれており、ひとりは自分、そしてもう一人は弘法大師を意味します。つまり、弘法大師様と二人で巡礼の道を歩く、それがお遍路なのです。 

●お遍路の方法

「順打ち」「逆打ち」? 巡礼の順番は?

どこから始めてもよいお遍路ですが、一番札所から番号順に巡る「順打ち」が一般的な巡礼方法。八十八番から巡礼することを「逆打ち」といい、順打ち3回分のご利益があると言われています。その他、「通し打ち(すべての霊場を一遍にめぐりきること)」「区切り打ち(適当に区間を区切って巡る)」「一国参り(一つの県を国として巡ること)」などがあり、自分の体力やペースにあわせ、巡り方を選びましょう。 

移動手段は?

巡る順番や数、期間が自由なだけでなく、巡礼の手段も自分にあわせて選択できるのがお遍路の良いところ。「歩き遍路」「車遍路」「ツアーバス遍路」などの方法があり、自分のスタイルで好みの回り方を見つけてみてください。 

 

●お遍路ファッションあれこれ

ファッショナブルな服装で挑戦する若い女性たちの姿も増えましたが、金剛杖、菅笠、白衣といった伝統的なお遍路さんファッションも根強い人気。自分なりにアレンジして「お遍路ガール」になりきるもよし、伝統的なお遍路ファッションで地元の人々との交流を楽しむもよし。歩き遍路の場合は、山道もありますので歩きやすい靴を選ぶこと。さぁ、自分にあったスタイルができたら、いざ八十八箇所巡りへ出かけましょう! 

 


必要な道具

初めからすべてを揃えなくても構いませんが、 菅笠、白衣、金剛杖を身につける人が多いです。 周りからみても、お遍路さんとわかるので、 道を教えてくれたり、声をかけてくれたりすることも。 一番札所の他にも、遍路用品を購入できるところが あるので、必要に応じて揃えていけばOK!

菅笠(すげがさ)

日よけ、雨よけになる菅笠は、参拝時や僧の前でもかぶったままでもいいですが、靴 を脱ぐ場所では脱がなければなりません。笠には、弥勒菩薩(みくろぼさつ)を表す 梵字(ぼんじ)、同行二人の文字、そして「迷いがあるから壁に囲まれ自分のものに執着するが、悟りを開けば全て十方は空(くう)だ。もともと東も西もない。どこに 南や北があるというものか。」という文字が書かれています。

輪袈裟(わげさ)

参拝の正装具。文字入りもありますが、四国遍路以外にも使うなら無地のものが無難。参拝の時は手を清めてから輪袈裟を付け、トイレの際は外します。

数珠(じゅず)

煩悩の数108個の球が連なる真言宗用の数珠が一般的。自分の家の宗派のものでもよい。

金剛杖(こんごうづえ)

杖の上部には五輪塔をかたどった刻みがあり、空・風・火・水・地を表す5つの梵字 が書かれています。杖は弘法大師の化身なので、不浄な場所に持って入らず、休む際 も杖の先を洗ってふき、合掌し、出かける際も合掌してから持ちましょう。また、橋 の上ではお大師さんが橋の下でお休みされたことがあるという言い伝えから、杖を突 かないならわしがあります。

頭蛇袋(ずだぶくろ)・さんや袋

納経帳や納札、数珠、経本、線香、ロウソク、ライターなど持ち物を入れて肩から斜めにかけて持ち歩く。布製やペットボトル入れポケットのついたものなど、いろいろあります。

納札(おさめふだ)

読経あるいは写経を納めた証に本堂と大師堂の2カ所でこの札を納めます。1枚ずつ表には自分の住所(○○市郡ぐらいまで)と名前、参拝年月日を。裏には願い事などを書いておきます。お接待を受けたときは名刺代わりに納札するのがマナー。

御影入(おみえ(おすがた)いれ)

納経所ではご朱印にお寺の御本尊が描かれた御影の絵をいただく。その絵の保存帳。回り終えたあと、御影の絵を掛け軸に表装することも。

経本(きょうほん)

般若心経や各札所御本尊の真言などが書かれた、四国霊場巡拝用のものがよい。お経を覚えていても経本を手に持って読経するのが正しい作法。


お遍路の身支度

歩き遍路の場合は、山道だけでなく舗装道に対する 対策も必要。まずは歩きやすい靴を選ぶこと。 荷物の重さもよく考えて、道中は無理しないように 自分にあった行程を組むことが大切です。

・靴

自分にあったウォーキングシューズを選ぶこと。 雨天時でも快適に歩けるよう、防水・透湿性のあるものが オススメ。 

・ザック・ウエストポーチ

自分の体型に合ったもので、容量は男性で25リットル、女性は20リットルく らいが長時間歩行に向きます。軽量化が道中の安全快適な歩行につながります。小銭入れなど何度も利用する小物を入れるのにウエストポーチも便利です。 着替えは必要最小限にとどめて、道中の宿泊施設などで洗濯するのが荷物を少なくするコツです。寒い時期は重ね着で調節するのが有効です。 

・雨具・帽子・灯

雨具はザックも一緒にカバーできるポンチョ式が実用的ですし、日よけや小雨よけの他、体力を温存するために帽子も持っておくと良いですね。 また、夜間歩行する場合の備えとしてヘッドライト・反射材なども余裕があれば持ち歩きたいアイテムです。  

・アンダーウェア・ソックス

吸汗性、速乾性に優れたものがオススメで、ソックスは フィット感のあるものがいいでしょう。 

・水筒

中にてこまめに水分を補給する(夏期は大きめのもの)。喉の乾きを感じる 前に補給しましょう。  

・その他

その他、手ぬぐい、携帯電話、時計、携帯用蚊取、携帯トイレ、方位磁石、カメラ、常備薬、保険証、チョコやビスケットなどの補給食があると良いですね。 


巡拝の順序

納経所の受付は午前7時から午後5時まで。基本年中無休ですが、山あいのお寺などは日暮れも早く季節によっては早めに閉めることもあるので油断は禁物。また春秋や日曜・祝日は格段にお遍路さんが増え、受付に時間がかかるので注意が必要です。 納経所では御影をいただくのを忘れないように。自由にとって帰れるところは特に忘れやすいので要注意!

1.一礼・ご挨拶

「これからお参りさせていただきます」の気持ちを込めて、まずは山門や入口にて一礼。駐車場から境内に直接入る札所も多いが、できれば門の前に回り一礼してから入りましょう。全ては気持ちの問題。

2.お清め

次に、手水舎(ちょうずや)でひしゃくに水をひとすくい。左手→右手の順に水をか け、左手で受けた水で口をすすぎ、残りの水をひしゃくの柄に流してすすぐ。どれだけ洗っても御利益は変わらないので、くれぐれも水は大切に・・・もったいないの精神 をお忘れ無く。

3.鐘打ち

輪袈裟(わげさ)を首にかけ、数珠を手にしたらいよいよお参りも中盤。仏様にこちらを向いてもらうためについても良いというお寺のみ、一度だけ鐘をつく。早朝など近隣の迷惑になる時間帯は控えましょう。ちなみに、参拝後につく鐘は「戻り鐘」といわれ、功徳が消え縁起が悪いとされているそうです。

4.納礼・写経

その後、本堂へ向かい納札は納札箱へ、写経は写経箱へそれぞれ納めましょう。納札はひとり1枚。日付、住所(市町村名ぐらいまで)、名前を前もって書いておきましょう。裏に願い事や般若心経を書いておく人もいます。

5.灯明・お線香・浄財

お次は灯明、線香、おさい銭。灯明は仏様の知恵を、線香は仏様の徳をいただくために上げます。ロウソクは1本、線香は通常3本とされている。後から来る人の事を考えて線香は中心に、ロウソクは奥または上段から立てるのが通常。どれだけ勢いよく投 げても御利益は変わらないので、おさい銭はそっと差し入れるようにしましょう。

6.読経・合掌

さぁいよいよここからが本番! お経を読みます。合掌礼拝し、覚えていても経本を手に持って読みながら、ご本尊とお大師さまを念じつつ読経します。

7.参拝

お経を読み上げ心が静かになったら、大師堂へ行き参拝。八十八ヶ所すべての寺に本堂と大師堂があり、大師堂でもSTEP4~6を繰り返します。ほかにもお堂があれば、お参りします。

8.納経受付

最後は納経受付。参拝後に納経所で、納経帳に揮毫と朱印をいただく。寺の御本尊が描かれた御姿(おすがた)もいただき御影保存帳などにしまいます。料金は納経帳300円、掛軸500円、判衣200円。



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四国ツーリズム創造機構 / TOURISM SHIKOKU

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「四国はひとつ」という認識と総合的な観光戦略のもと、四国の認知度向上や国内・海外観光客の誘客の促進、魅力ある観光地づくりなどの諸事業を官民一体となって効果的かつ円滑に実施し、四国の観光産業の振興と経済の発展、地域の活性化や国際化に寄与することを目的とした団体です。


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