投稿者: ジャパンホッパーズ編集部(Japan Hoppers Editors) 18 Dec 2015 PR記事

和菓子の魅力

和菓子の魅力 © Chojuen

和菓子の歴史

日本では大昔は木の実や果物が菓子として食べられていました。紀元前から西暦に移る頃には米や麦の栽培が広まり、それを粉にして加工した「餅」や「団子」の原型が出来ました。6世紀には中国などで発展した様々な菓子が伝わり、その後中世に発展した茶道が日本の菓子の形成に決定的な影響を与えました。また16世紀にはポルトガルを中心としたヨーロッパ諸国との交流からもたらされた菓子に日本独自のアレンジが施され、「カステラ」などの新たなスタイルの菓子が生まれました。江戸時代(1603-1868)になると、砂糖の普及によって菓子作りが盛んとなり、江戸では庶民的で素朴な「大福」などの菓子、京都では上品で繊細な「練り切り」などの菓子が多く作られました。

和菓子の命「あん」

和菓子の素材として何よりも重要なのは「あん」です。「あん」とは小豆を砂糖で炊いたもので、粒の形を残したものや、濾してペースト状にしたものがあります。餅でくるんだり、饅頭のなかに入れたりと、和菓子をつくる素材の基本となります。よって和菓子の味はほぼ「あん」で決まると言って過言ではないでしょう。

長寿園の和菓子づくり

名古屋市にある老舗の和菓子店である長寿園の菓子は、何よりも「あん」の製法にこだわっています。長寿園の店主は「小豆から手作りであんをつくるという作業は和菓子職人の信条である」という想いを強く抱いています。よって最近では少なくなった自家製の「あん」をつくることにかけて多くのこだわりを持っています。小豆は高品質のものを用いて、それを手間暇かけて「あん」にします。小豆を煮て皮を取り濾したものを、砂糖と共に炊く作業は1日がかりです。また、「あん」以外の栗などの素材にもこだわり、それらもお店で直接加工しています。

おすすめの和菓子

ここで長寿園の人気の和菓子を紹介します。透明感がある葛を用いた饅頭で、水の中に咲く花という意味で「水中花」と名付けられた和菓子です。花に見立てて美しく彩色した「あん」を丸くして、それを葛で包んだものです。葛とはマメ科の植物で、その根を精製して得た澱粉質を乾燥させ葛粉という粉にし、和菓子の材料として用います。葛粉を水で溶き熱を加えると透明感が出て、なめらかでとろけるような口当たりになります。見た目も涼しげで美しく、心地良い食感の和菓子です。是非ご賞味ください。



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和菓子司 長寿園 / Chojuen

大正時代から続く名古屋の和菓子屋


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