投稿者: タベアルキスト(Tabearukist Association) 11 Dec 2015

「美食旅」 ~ 隠岐島編 ~

「美食旅」 ~ 隠岐島編 ~ © M.Wakui
『美食旅』はタベアルキストがその土地を代表する料理とレストラン、生産者、お土産などを紹介し、食に特化した新しい旅の楽しみ方を提案する企画。
第1回目は、島根県の離島「隠岐島」で出逢った幻の和牛「隠岐牛」をご紹介!

■隠岐島ってどんな島?

隠岐島は日本海に浮かぶ島根県の離島群で、島根半島の北40km~80kmにある島前(西ノ島町・西ノ島/海士町・中ノ島/知夫村・知夫里島)、島後(隠岐の島町)の4つの島と180余りの無人島からなっている。手付かずの自然が残る美しい島だ。

■島生まれ島育ちの隠岐牛を島内で食べよう

島内で言わずと知れた隠岐牛を堪能できるお店が「島生まれ島育ち隠岐牛店」だ。店内は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、カウンター席や個室席でゆったりと隠岐牛を楽しむことができる。メニューは焼肉としゃぶしゃぶの2つ。

今回は、特選ヒレと特製ロースの焼肉を注文。隠岐牛の肉は、繊維の間にサシが入っており見た目も美しい。特選ヒレは、繊細な脂と豪快な赤身の旨味を兼ね備えた味わいで、特製ロースは、肉が柔らかく、脂もさらりとしてしつこくない。切る、火を通すなどのシンプルな調理でも、肉本来の旨味が強く感じられるのは質の良い証拠だ。味のアクセントには本山葵がおすすめ。添えるだけで、さらに旨味が引き立つ。

店頭では、隠岐牛の様々な部位を購入することもできる。

島生まれ島育ち隠岐牛店
電話:08514-2-1522
住所:〒684-0404 島根県隠岐郡海土町福井1368
営業時間:昼11:00~14:00(L.O 13:30)、夜17:00~22:00(L.O 21:00)
アクセス:菱浦港より徒歩1分

■隠岐牛とは

隠岐牛とは、飼育から出荷までのプロセスにおいて厳しい基準をクリアした牛にのみ与えられる名称だ。隠岐島では、年間約1000頭もの牛が島内で生まれるが、その中でも隠岐牛として市場に出回るのは1割にも満たないそう。隠岐牛は島で放牧されて育つため、本土の牛に比べて足腰が強靭で、免疫力が強いのが特徴だ。また、潮風が吹き渡る自然環境の中で、ミネラルが豊富な牧草や地元産の飼料によって飼育されることも、美味しさの秘訣だ。

■隠岐牛の生産者に会いにいこう

隠岐潮風ファームは「島生まれ、島育ちの島内一貫生産」をコンセプトに、隠岐牛の生産に力を入れている。2015年に出荷した牛の約8割以上が日本食肉格付協会から最高級のランクを付けられるなど、国内で高い評価を得ている。隠岐潮風ファームでは、1頭1頭の成長速度に合わせた個体管理をする。1頭を育てるのにかかる時間は約32ヶ月と長く、粗肥料は島内産の牧草と稲ワラにこだわる。

隠岐潮風ファームのスタッフは「質で勝負して、認められたい」と語る。その言葉から、隠岐牛の美味しさの裏にある、ブランド牛を生み出す生産者の情熱と心意気を感じた。



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タベアルキスト / Tabearukist Association

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タベアルキストは年間約300軒以上の外食をする食べ歩きマニアの集団「Tabearukist Association」に所属するメンバーです。タベアルキストの考える「食べ歩き」とは、幾つかのお店を巡り、わざわざ食べに行く価値のある逸品を食べまくることです。またタベアルキストは時にライターとして、日本全国にある魅力的な「食」の情報を実際に取材し、客観的な視点で発信していきます。


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