わさび

わさびとは

わさびは鼻に抜ける独特な辛味が特徴の、日本料理に欠かせない薬味のひとつ。日本原産の植物で、根茎をすりおろして食べるのが一般的。特に寿司や刺身、蕎麦などと相性が良く、爽やかな風味を加える。最近ではフレンチのソースにも使われるなど、海外でも使用されることが増えてきている。セイヨウワサビ(horseradish)と区別するために本わさびと言うこともある。

わさびの生産地としては、静岡県、長野県、島根県、岩手県、大分県などが有名。栽培方法によって水わさびと畑わさびに分けられており、水わさびは水がきれいな沢などで栽培されるわさびで、根茎をすりおろして薬味として使うのはこのわさび。一方、畑わさびはその名の通り畑で栽培されるわさびで、水わさびほど大きく生長しないことから葉や茎を漬物などにしたり、家庭用の練りわさびの原料にすることが多い。例えば静岡県の名物でもあるわさび漬けはお酒のおつまみとして人気がある。

寿司や刺身を食べる時にわさびを醤油に溶くとわさびの辛味と風味が落ちてしまうので、わさび本来の辛味を味わいたい人は醤油に溶かずに寿司や刺身にわさびを載せて食べよう。辛味を抑えたい方は醤油に溶いてもいいだろう。また、一般的に子供はわさびの辛味が苦手なので、寿司屋では「サビ抜き」を頼めば、わさび抜きで出してもらえる。

わさびは薬味や漬物としてだけではなく、わさび風味のせんべいやポテトチップス、アイスクリームなど様々な商品に使われている。わさびの産地の土産物屋などには地域限定のわさび関連の商品が多いのでチェックしよう。また、家庭でよく使われているチューブに入った練りワサビは日本全国のスーパーやコンビニなどで販売されているので、お土産にもおすすめ。