ふりかけ

ふりかけとは

ふりかけは主にご飯の上にふりかけて使う粉末状の調味料のこと。ふりかけるという動作からふりかけという名称になった。ちょっとした風味を加えることでご飯をより美味しく食べることができる日本の食卓の名脇役とも言える。一般的なふりかけは海苔やゴマ、鰹節などの材料を粉末状にして味付けして乾燥させてものだが、ふりかけの材料は多岐にわたっており、鮭などの魚、わかめや昆布などの海藻類、野菜類などその種類は多彩だ。わさびや明太子など、辛味が効いた大人向けのふりかけもある。また、味付けした後に乾燥させない「生ふりかけ」もある。ふりかけのバリエーションとして「お茶漬けの素」というものがあり、これはご飯の上にふりかけた後にお茶やお湯を注いでお茶漬けにして食べる。他には、ゴマと塩だけのシンプルなごま塩というふりかけは赤飯(もち米と小豆を混ぜて蒸したもの)を食べる際にふりかけて食べる。

ご飯に鰹節などをふりかけて食べる風習は鎌倉時代には始まっていたと言われているが、熊本にあるフタバが大正時代に発売した「ご飯の友」が現在のふりかけの元祖と言われている。これは魚の骨を細かく粉末状にしたもので当時の日本人のカルシウム不足を補うため開発された。

ふりかけはご飯にかけて食べるだけでなく、様々な使い方ができる。おにぎりの具にしたり、茹でたパスタにふりかけをかけて和風パスタにしたり、またはサラダにふりかけるなど。また、家庭で余った野菜(例えばセロリの葉など)を細かく刻み、ゴマ、じゃこなどと共に醤油やみりんで炒めるだけで簡単に自家製のふりかけを作ることができる。

ふりかけはスーパーや土産物屋などで買うことができる。一般的なスーパーでは大手メーカーのふりかけが売られており、小分けにされているふりかけは日本のお土産におすすめだ。また、その土地ならではのふりかけも多いので、訪れた場所のご当地ふりかけを探してみるのも面白い。