日本の夏の味覚

うなぎ

日本の夏の味といえばうなぎを思い浮かべる人が多い。昔からうなぎは夏の暑さを乗り越える為に食べられできた。「土用丑の日」という陰暦に基づいた7月、8月の特定の日は、うなぎを食べる日とされている。甘辛いタレに浸して焼いたり、蒸したりしたうなぎをご飯に乗せたものは「うな重」や「うな丼」と呼ばれる。また愛知県では「ひつまぶし」と呼ばれる食べ方もある。

牡蠣

夏に収穫される牡蠣で岩牡蠣と呼ばれるものは、その大きさとプリプリとした身の旨味が特徴。生で食べるのが一番であるが、焼いたり蒸したり、またフライにしても美味しい。秋田県や山形県、新潟県、石川県、鳥取県、千葉県などが主な天然の岩牡蠣の産地である。

スイカと夏野菜

夏のフルーツといえばスイカだろう。よく冷やしたスイカのみずみずしさは夏の暑さを癒してくれるだろう。甘みの少ないスイカには塩を振って食べたりする。夏の野菜は栄養価がたっぷりだ。トマト、きゅうり、ナス、トウモロコシ等がその代表。熟す前の大豆である枝豆も夏の食材だ。塩茹でした枝豆はビールのおつまみの定番である。

そうめんと冷やし中華

夏に食べるものとしてそうめんも外せない。そうめんとは小麦粉に塩と水を加えて練り、油などを塗りながら伸ばして切り乾燥させた麺。兵庫県の「揖保乃糸」や奈良県の「三輪素麺」が特産品として有名。麺の細さと喉越しの良さが特徴で、暑くて食欲の湧きづらいこの時期によく食べられる。冷たい出汁につけて食べたり、温かい出汁で煮込んで食べたりもする。また、夏ならではの麺料理に冷やし中華というものがある。冷やし中華とは中華麺にハム、きゅうり、錦糸卵などの具材を乗せ、醤油ベースや胡麻ベースの冷たいスープをかけたもの。夏になると中華料理店やラーメン店などで作られ、今ではコンビニでも取り揃えられる。