日本の春の味覚

タケノコ

春の食材の代表といえばタケノコだろう。タケノコとは竹の茎から生じる若芽のこと。シャキシャキとした食感と仄かな甘みが特徴だ。他の野菜と共に炊いて煮物にしたり、焼いたりして食べる。ご飯と一緒に炊いた「タケノコご飯」は絶品。また新鮮なものは薄く切って刺身のようにして食べたることもある。

山菜

山菜も春ならではの食材だ。山菜とは山に自生している食用になる植物を言う。ワラビ、ゼンマイ、フキノトウ、タラの芽等といった種類がある。独特のほろ苦さを有するものが多く、またその点を春の味と称して好む人も多い。シンプルに揚げた山菜の天ぷらは、山菜そのものの風味が口に広がる。ご飯に混ぜて炊いた「山菜おこわ」も美味しい。煮物やお浸しの具材にすることも多い。

イチゴとサクランボ

春のフルーツといえばイチゴ。鮮やかな赤色と甘酸っぱい味が春を感じさせる。「とちおとめ」は栃木県特産のイチゴで、甘みが強いのが特徴。「あまおう」は福岡県特産のイチゴで、甘みと酸味のバランスが良いのが特徴だ。サクランボも春ならではのフルーツ。山形県が特産の「佐藤錦」は柔らかでジューシーな果肉と甘みが特徴で、高級フルーツの代名詞でもある。

初鰹

春の魚といえば鰹だ。春に各地で水揚げされるカツオのことを、その年初めてのカツオという意味で初鰹と呼ぶのだ。初鰹は若い魚の為、さっぱりとした味わいが特徴。表面を炙り玉葱や葱、ニンニク等の薬味を乗せ、ポン酢をかけた「鰹のたたき」は絶品だ。