泡盛

泡盛とは?

泡盛はタイ米を原料として、黒麹菌を使った琉球(現在の沖縄県)産の蒸留酒である。15世紀初頭にシャム(現在のタイ国)から琉球に蒸留酒の技術が伝わり、その後琉球独自の製法が発明された。現在沖縄には40を超える泡盛の酒造所があり、実際に泡盛の製造工程を見学できる施設もある。

泡盛という名前の由来は諸説あり、サンスクリット語で酒を意味する「アワムリ」が由来だという説や、泡盛の製造工程の中で酒が泡立つ様子が由来する説などがある。

色は無色透明で、アルコール度数は飲みやすい10度から43度のものがある。三年以上熟成した泡盛は古酒(クース)と呼ばれ、貯蔵方法に気をつけていれば100年以上保管が可能だとも言われている。

泡盛はどこで飲める?

沖縄では酒といえば泡盛だ。居酒屋をはじめ、お酒の置いてある地元のスーパーやコンビニには必ずあるといっても過言ではない。旅の目的地が沖縄でなくとも、全国にある沖縄料理の専門店や大抵の居酒屋で泡盛を楽しむことができる。

沖縄で多く普及している泡盛の銘柄は「残波」、「轟」、「菊之露」などがあり、古酒では「くら」「瑞泉」などが有名どころ。そのほか、昔ながらの製造方法で手作りのオリジナル泡盛を生産している工場もある。価格は四合瓶(720ml)サイズで1000円台のものから10000円を超える.のもあり、風味もそれぞれの個性がある。

泡盛の飲み方は?

泡盛の代表的な飲み方は水割り、お湯割り、ロック、ソーダ割りなどがある。沖縄の人によると、シークワーサーやレモンを絞ったり、コーヒーやウコン茶で割って飲んだりするのがオススメだそう。他にもフルーツジュースで割るなど、泡盛の飲み方には色んな楽しみ方がある。

また、猛毒を持つハブをアルコールで無毒化し、熟成させたハブ酒にも泡盛が使われることがある。瓶の中にハブがそのままの形で入っているので、お土産にするとリアクションが楽しみだ。

そのほかに、泡盛を調味料として使うこともある。沖縄では、乾燥させた唐辛子を泡盛で漬けたコーレーグース(コーレーグスともいう)という調味料を沖縄そばや炒めものなどに使うのが一般的。辛みが非常に強いので、辛いものが好きな人にはオススメ。

日本のお酒で有名な焼酎は、泡盛の蒸留の技術がルーツと言われている。日本に来た際は古来より飲み継がれている銘酒である泡盛をぜひ味わってみてほしい。