蕎麦

蕎麦

日本蕎麦

蕎麦は、古くから伝わる日本の味で、穀物のソバの実をすりつぶして粉状にした後に練り、更に打ち粉を振った木の板に移し、延し棒で延ばした後蕎麦切り包丁で細く切ったもの。

独自の喉越しや香り、風味など各店がその店ならではのこだわりを持っており、中華そばなどと区別して日本蕎麦とも呼ばれる。

その発祥は戦国時代といわれ、華やかな江戸文化とともに磨かれ、粋で通な食べ物として愛されてきた。

その一方、専門店のみならず外食チェーンなどのメニューにも載っており、小売店などでも麺が乾麺または茹で麺の状態で販売されている、日本人にとって身近な料理といえる。

蕎麦は蕎麦粉、つなぎ、水を用いて作られ、つなぎは一般的には小麦粉が用いられる。

他につなぎとして使用されるものは鶏卵、長芋・山芋・布海苔などがあり、それらを加えることで独特の食感やコシが出る。一口頬張ればコリコリとした歯ざわりで、舌を転がるつゆと相まってするりと小気味よく胃に収まるのが特徴。

つゆは、地域によって濃さや味になどに明らかな違いがあり、その成分も各地によって好みが分かれる。

そして蕎麦を食べる時には、香りを楽しむために音を立てることが許されているばかりか、それが美徳ともされる。

主要なメニューは、冷たい汁をつけて食べるざる蕎麦やもり蕎麦、油揚げが載っているきつね蕎麦、揚げ玉が載っているたぬき蕎麦、天麩羅を載せた天麩羅蕎麦などがある。

また、蕎麦は細く長いことから、引っ越しの際に「末永く宜しく」という意味を込めて「引っ越しそば」として近所の人々に配る風習が江戸時代にあったほか、蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で大晦日の日に年越しそばとして食べる風習が江戸時代から現代まで続いているなど、昔から庶民の生活に根付いている料理である。

もり蕎麦 



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